親愛なる旅バカ(徒歩日本縦断#4)

今日は天塩のライダーハウスで起床。

天塩のライダーハウスで出会った同い年のライダーゆうたと一緒に乾杯し、朝、別れを告げる

最近思ったのだが、今までライダーはバイクがかっこいいからかっこいいと思っていたが、自転車日本一周や徒歩日本縦断を通して、ライダーは乗ってる人がかっこいいからかっこいいのだと実感した。

事実ゆうたとも昨晩は語り明かし、そのかっこよさを知った。

そして最後には置き手紙を残してライダーハウスを飛び出して行ったのだから、「どんだけかっこいいんだこいつ同い年のくせに」と素直に思ってしまった

絶対にこの旅が終わったら会いたい人がまた出来た。その為にもこの旅を無事に終わらせなければ…

「旅バカ」と言われるには違和感があるが、まぁ自転車の次は歩いて旅する!なんて言ってたらバカなのかもしれない…愛されてるならいいけど…

2人して手紙に元気をもらって、午前七時に歩き出す。

昨日の疲労は抜け、目指すは38キロ先の初山別村の無料キャンプ場だ

徒歩日本縦断も4日目とあって疲労のたまり具合、抜け具合は初日と比べれば大分良くなっていた

北海道らしい酪農の広がる一本道を快調に歩く

多少雨がぱらつく時もあったが

そういう時に限って近くにバス停があるのが助かる

北海道のバス停はほとんどに屋根付きの待合室があるので休めてしまうのだ

そして15分ほど休憩しながら雨宿りすると雨は止みまた進み始める。

ちょうど「休憩しよう」と思ったタイミングで雨が降るので、雨宿り兼、いい休憩になった

しかも体調は2人とも万全

そのままペースを保ち歩き続けて

天塩の次の町、遠別町に入り

4日目にして初めて午前中のうちに20キロを歩いて残り18キロとなった。

もちろん20キロ歩いた疲労は多少あるが、まだまだ歩ける。「今日こそ足に何も不調が起きずに38キロ歩けるんじゃ無いか」そう慢心していた自分がいた。

実際休憩が終わって、午後からの道でも

相変わらずまっすぐに続くオロロンラインをゆっくり味わいながら

落ちてるノコギリクワガタのメスを拾いながら

なぜか道に落ちていたホクレンフラッグ(北海道のホクレンガソリンスタンドで夏しか配られない限定のフラッグ。給油した人だけが貰えるから徒歩ではもらえない)を拾いながら

道沿いのロマンあふれる廃線を眺めながら

気分良く10キロほど進み、

北海道名物牧草ロールを横目に眺めたあたりで

今日最後の町、初山別に入った

ここから目的地のキャンプ場までは8キロほど

あと2時間で辿り着く予定だったが、ここから落とし穴に落ち始める、、、

まず、初山別村に入ってからのアップダウン。

30キロ歩いた足で、荷物を背負って峠を登ると疲労が蓄積し、峠を下るとその疲労が一気に足に来た。

気付けば左足の足首はズキンズキン痛む

右足の足裏はただ痛い…

左足をかばいながらそれでもなんとか進み続けるが、

残り3キロ地点で遂に動けなくなった

足が前に出ない。左足首を入念にストレッチするが痛みは抜けない。

道端に座り込んで辟易した

こんなこと初めてだった。とにかく痛む足を前に出すのがこんなにきついとは。

「今日調子いいじゃん俺」と思い込んでいた分、余計にそのギャップにやられて動けない。完全に落とし穴にはまった

それでも前に進まなければ明日はない

痛む足を引きずりながら、残り3キロ、文字通り歯を食いしばって歩く

さだまさしの関白失脚の最後「がんばれー!」の大熱唱を聴きながら自分を奮い立たせ

午後6時。38キロを歩ききった。

海が一望できて無料という最高のキャンプ場であるここ、岬公園キャンプ場は去年も訪れていて、リピートしたくてまた来てしまったが、今日は泥のように眠りたい…

歩行距離 38キロ

北海道天塩町→初山別村

総歩行距離 140キロ

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