黄金の果て目指し(徒歩日本横断#14)

14日目の今日は広尾市街地の公園で起床

PAR4の隣でひっそり寝かせていただいた(ペグはもちろんうってない)芝生もパークゴルフ用に整備されフカフカで、なんならそこらへんのキャンプ場より寝心地が良かった。鹿は一晩中走り回ってたけど。

そんな今日はいよいよ海沿いを歩き、北海道の中でも僻地であり秘境のえりも岬手前のキャンプ場を目指す。距離にして39キロだ。

野宿なので5時には起きてテントを片付け、6時前には出発。

広尾市街を抜ければ食料などの補給地点はないため、明日の朝ごはん分までの食料と、水の補給地点もあるかわからないため2リットルの水を積んで歩き出す。うん。重い。体感3キロは重さが増えた。

広尾市街を2キロほど歩き、抜けると、すぐに待っているのが

28キロにも及ぶ通称「黄金道路」の入り口だ。

なぜ黄金道路と呼ばれるのか。それは砂金が取れるわけでもなければ黄金のように景観が素敵なわけでもない(もちろん風景は綺麗だけど)

黄金道路が黄金道路たる所以は、その険しい道のりを開いて道路を作るために「黄金を敷き詰めた」と比喩されるほどに莫大な費用をかけて切り開いたためだ

というのも日高山脈が海まで続いているために、そもそも道路を作るのは困難と言われるほど切り立った崖がそびえていた、30キロほどの区間に国道を開通させたのだ。どうりで30キロの半分ほどは洞門やトンネルが続く。

一方でトンネルがない区間もすぐ横は山なので、国道の側に「フンベの滝」と言われる景観があったり

まるでお遍路の時の高知県の海沿いを歩いているような、ある意味「北海道らしくない」風景を眺めることができる。この旅が始まってからいわゆる「北海道らしい」雄大な大地やどこまでも続く草原は死ぬほど見たので、実はこういう風景が旅路のスパイスになってありがたい。

一方で

最長5キロのトンネルを含む大小様々なトンネルが行手に並び立ち、嫌気も差すのがこの道なのだ。歩道があるだけ「死ぬ」という怖さは本州のトンネルに比べれば少ないが、トンネルの中はクソ寒いし、トラックも飛ばすので轟音が響き渡るし、なにより風景もクソもない闇の中を何キロも突き進むのは骨が折れる。疲労が溜まるのだ。

「手始めに」と言わんばかりに2キロほどのトンネルが2つ連続で続き、本気で嫌気がさし始めたころ

いよいよ広尾町を抜けてえりも町にはいる。

道路パトロールのおじさんにこの時出会い、教えていただいたのだが、広尾までは道東で十勝管内。だがえりも町からはいよいよ道央のくくりで日高管内になるのだ。車のナンバーも室蘭に変わっていた。

420キロほどに及んだ長すぎる道東を終えて、ようやく道央に入ることができたのだ。トンネルで感じた嫌気も吹っ飛ぶ達成感。あくまで形上だが、道東を隅から隅まで歩ききったのだ!

道東はある意味「日本の東の果て」

そんな称号に負けないほどに、最果て感に溢れ、ある意味雄大であり、ある意味絶望感のある、そんなThe北海道、The最果てを味わえる旅路であった。そして横石がこれから向かう襟裳岬は道央の最果て。どんな風景と出会えるのか一気にワクワクしてきた。

ちなみに海沿いには死ぬほどの昆布とサーファーが打ち上がっていた。昆布に関しては密漁になるが、これだけ海産資源が豊かにあると海無し県民埼玉人は度肝を抜かれてしまう。サーファーに関しては「絶対寒いだろ」としか思わなかったけど、相手からしても「絶対疲れるだろ」くらいにしか横石のことを思ってないに違いない。

そしてスタートから20キロほど歩くと、本日のラスボス

北海道一長い道路トンネルの黄金トンネルだ

4.9キロもトンネルって…歩いたら1時間はここから出て来れないのは冷静に考えて地獄。

寒さも退屈さも桁違いだろう。ちょうど11時過ぎに入り口に立ったので、「次に日の光を見るときはお昼過ぎか…笑」なんて一人で苦笑いをしながら突入を決める

うん。退屈。

感想「寒い」「クソ長い」

以上

1時間ぴったり歩いてようやく出口が見えたと思ったらその先にまたトンネルの入り口があるのを見た時には、間違いなく横石を絶望の淵に陥れる罠だと、この時ばかりは思った。

まぁなんやかんやで文句をだらだら言いながらも新しい風景と地域に心弾ませながら、無事に黄金道路を歩き終える。この時点で午後1時で30キロ。だいぶ去年の状態に戻ってきたかなぁ。でも無理は禁物なので次の庶野集落で1時間ほどのんびり海を眺めながら休憩し、一路国道を外れて襟裳岬までの道道を進む。

庶野集落を抜けた瞬間景色は山肌の見える風景から一変

「これこそ最果て」というような、丘陵地帯に入り込む。遠く海の先に見える地が、目指す襟裳岬だ。

黄色は去年

北海道の下のポコって出たところ。

遂に東の最果てから、中央の最果てが目に見えるところまで来たのだ。ゾクゾクと鳥肌が立ってくる。この感覚こそロマンの体現なのだ。

己の足で歩いて最果てに向かう実感をとことん味わえるのがこの瞬間なのだ。

野良人参花畑の中ではキタキツネが「ようこそ」と言わんばかりにこちらを覗く。「よ!来てやったぜここまで!」と手を挙げ挨拶を交わし、

最果てに辿り着きたいという、はやる気持ちを抑えて今日は自転車日本一周の時もお世話になったキャンプ場で過ごす。ここ百人浜キャンプ場はなにやら心霊スポットらしいが、野宿ではないだけでオールOKだ。気にする必要は、なにも、ない…はず…一昨年も…泊まってるし…

てことで明日はいよいよ襟裳岬へ

どうせなら襟裳岬をとことんゆっくり楽しもうと思う。せっかく歩きでここまで寄り道したんだし。

今はキャンプ場すぐそばのお風呂でのんびりしてます。300円のキャンプ場に300円のお風呂。うん。横石はここで生きていけることを確信した。

歩行距離 39キロ

北海道広尾町→えりも町

総歩行距離 446キロ

こうやってみると襟裳岬の寄り道具合w

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8 件のコメント

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