めくるめく(徒歩日本横断#40)

40日目の今日は日立の快活で起床

ゆっくり目に準備をして、8時に歩行開始だ

ルートとしてはこのまま茨城の海沿いを南下するの?!と思いきやまたしても内陸へ、栃木県を目指して歩いていく、、、なんとまぁジグザグなこと。

去年は割とまっすぐ東北の日本海沿いを歩いたので、今年は歩行距離の割にはまだ茨城だ。去年のこの時期は確かもう長野県に入って山アタックの毎日だったはず。まぁ別にそこまで急いではないし、行きたいところに行ってるだけなので全然いいけどね。(ちなみに去年と現時点での歩行距離自体はほとんど変わらず)

歩き始めから今日は山道

関東は平野しかないとたかを括っていたが、流石に海から内陸へ抜けるとなるとそこそこな峠はあるわけで

久しぶりのしっかり目の峠だ。標高自体は400m弱だが、それを5キロで登るとなると常時斜度10%以上の峠となるだろう。(斜度に関して分かりやすくいうと普段生活している場所に10%以上はなく、大体町中の坂道は5%以下が普通なので、10%は想像以上に坂道)

まず日立のネカフェを出てすぐに

坂道の住宅街。天気は快晴で8時時点で既に汗が止まらない。まぁでも1.2週間前よりは随分マシになったかなぁ…どっちかというと気持ち良さも感じるような清々しい暑さだ。

住宅街を2キロほど進めば山道に突入

やはり斜度10%が続く

久しぶりのきちんとした峠のキツさのせいでまともに写真が撮れなかったので縦写真になってしまっていた…

暑さも相まって滝のような汗は止まらず、ノースリーブは絞れそうなほど。唯一の癒しは道沿いにある鮎川渓谷から流れくるマイナスイオンだ。

川に降りる場所があるたびに歩みを止め、涼しい空気を吸い込んで清流の流れを見つめる。たまにはこういうのんびりな峠越えも悪くないなぁ

今日の行程は37キロなので急ぐこともない。

のんびりのんびり自然を感じながら登っていこう。峠だって辛いけれど他にはない楽しみはある。それはこういう清流だったり、森に溢れる生き物たちの声だったり、上った後に見る景色だったり…

まぁそんなこと言っても辛いもんは辛いけどね?!?!

九十九折に心臓を破られながら、なんとか頂上付近に辿り着き、座り込み一息。

なんというか、この瞬間はめちゃくちゃ好きなんだよなぁ。どんな峠にも必ずある頂上に辿り着く瞬間は。

今年初めてのthe峠だった気がする。

4号線の最高地点などこれよりも標高の高い峠はあったが、いずれも幹線道路なので九十九折などはほとんどない緩やかな上りだったからあまり峠感は無かったけど、今日は久しぶりに峠感溢れる道のりだったぜ。去年はこれの数倍ある峠に毎日登っていた時期があったのか…今年もどこかしらで山々しい場所に入っていって峠を登りまくりたいなぁ(変態)

ちなみに横石が歴代登った峠ランキング

1位 標高2714m 乗鞍スカイライン【日本の道路最高地点】(自転車と徒歩)

2位 標高2360m 大弛峠 【自家用車で行ける日本一高い峠】(自転車)

3位 標高2172m 渋峠 【日本の国道1位】(徒歩)

4位 標高2120m 麦草峠 【日本の国道2位】(自転車)

5位 標高1920m 美ヶ原 (自転車)

とまぁ、これが横石の変態たる所以なのかもしれない。これらの峠だけではなく、標高1000m前後なら数え切れないほど、しかも自分でその道を選択して登ってきた。やはり峠の魅力に取り憑かれている自分がいるのだ。

そう考えるとますます、またこの旅でもどこかで山に入りたくなってきた…でも実際、これからの季節は高い山は雪が降り始めて装備を整えない限りは挑めないものばかりなので…

社会人になれば装備をきちんと集めて山登りを本格的に出来たらなぁとも思っている。その時は登山ブログかなぁ??峠ではなく、社会人からは「山」そのものを登る。そしたら横石は本当の意味で山男になれる気がする。峠には峠の山には山の魅力があって、その両方を浴びるほど味わいたいのだ。

まぁとりあえず、無事に峠を上り切り

常陸太田市に入る。ここからは6キロほど降って市街を目指す

道中で常陸太田市街を捉え、自分が登ってきた高さを実感するこの瞬間がまた好きだ。

やっぱ好きなんだなぁ、山が

そして平地まで降りてくると、

そこかしこで始まっていた稲刈り

どうやら昨日の雨からの今日の晴れで、タイミングも良かったらしい。

黄金の稲穂が次々と刈り取られ、残るのは一面茶色の田園風景。一抹の寂しさもあるね、本当に夏は終わるんだね。学生最後の夏の終わりは静かに、本当に静かに迎えることになりそうだ。この5年間の旅の舞台でもあった夏という季節は、やけにあっさり、音も立てずに過ぎていく。

そして常陸太田市街に入ってからは雲が広がり急に涼しくなる。その分歩きやすいので昼飯を買うコンビニを探しながらズンズン進んでいくと…

目の前に現れるオレンジの見慣れた看板…

遂に本物が現れた…

旅人の聖地、セイコーマート…

北海道展開のお店だが、実は茨城は北海道の飛び地かのようにセイコーマートが多い。羨ましすぎて茨城県民になりたいくらいだ。

北海道を出て1週間くらいは本当にセコマロスで、何度トヨタカローラのオレンジの看板をセコマの看板と思い無駄な期待をしたことか…

遂にそんな恋焦がれた存在が目の前に…!

旅人にとって、手を合わせて拝みたくなるほどありがたい存在だ。北海道のどんなに僻地の村にでもあるこのセコマに何人の旅人が救われたのだろうか…

そしてこの伝説の100円パスタに何人の旅人の財布が救われたのだろうか…

やはりセコマといえばこのパスタ。いただきますの声がやけに神妙になってしまうほど、本当にこいつを待っていた。

横石は大体焼うどんとナポリタンの2種類をいつも食べるが、もっと何種類もあるので是非セコマに行った際は自分のお気に入りを見つけて欲しい。ちなみにセコマの100円ビールオランダモルトも本当にありがたい存在だ。流石に歩いてる途中は買わないけど…是非セコマには横石の家の目の前に出店してほしい。そしたら毎日通い詰めることを約束する。

そんな感動すぎる再会もあり、気温の涼しさも手伝って、今日は足が軽い日だ

ハサ掛けにされた風景は曇り空の下でさらに切なく見えるぜ…

今日は沢山の人に声をかけていただき、アクエリアスやカルパスなどの差し入れもいただいたおかげで栄養面までばっちし。毎日の野菜ジュースも欠かさず飲めていて、今のところは身体に不調なく進めている(寒暖差アレルギーは別)

次の常陸大宮市街に入れば今日の目的地までは10キロもない。

最後の道中では

まさかのカゲロウ大量発生跡地に一瞬歩く場所が無くなるアクシデント

これ全部カゲロウの亡骸だ、、踏むのも忍びない…

カゲロウは時にこのように大量発生し通行止めも発生するほどの虫だが、その実、羽化してから数時間で死亡し、かつ口さえないためご飯も食べることが出来ない、少し儚い虫なのだ。だからこそ忍びないが、踏まなければ先に進めないので最大限爪先歩きで越えていく。

そして今日の目的地

道の駅かつらに到着。ここは栃木との県境間近なので、明日の午前中には栃木県だ。

そしてこの道の駅は

なんと裏手の那珂川河川敷が無料キャンプ場になっているので、ありがたーくキャンプさせていただく。夜から雨予報なのがかなりめんどくさいが、まぁ安心して眠れるだけいいだろう。(夜雨降るとテント乾かしたりとかの撤収が本当にめんどくさい)

ということで明日はいよいよ栃木県!!関東もどんどん突き進んでおります!

歩行距離 37キロ

茨城県日立市→茨城県城里町

総歩行距離 1282キロ

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364 件のコメント

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