立志伝(徒歩日本横断#56)

56日目の今日はゆーたの家で起床

ゆーたの家は猫ちゃんを5匹飼っているのだがそのうち1匹にストーカーレベルになつかれて夜にちょっかいを出されて眠れず、昨日から寝不足が続いているので仕方なく横石だけ猫ちゃんから隔離して寝かせてもらうことに…

あんなに可愛いのに、体力回復は流石に最優先なので仕方がない。次は旅じゃない時に来てモフモフと一緒に寝よう。

まずは昨日のゴールの道の駅安城に戻る前にゆーたと車でコメダ珈琲に

どうやら愛知県には喫茶店文化が思ったよりも根付いていて朝から大混雑のコメダ珈琲だ。

しかも6時半の開店からほぼ満席。いくら日曜とはいえ愛知県民の朝は喫茶店のモーニングから始まるのだと身に染みて実感しながらコーヒーをすする。

その後はゆーたの彼女も見送りに合流してくれて、7時半。道の駅安城まで送り届けてもらった

そしてこれ!実は今日10月4日は横石の23歳の誕生日だ。ゆーたカップルが23歳の門出を祝って送り出された。

去年は岐阜で誕生日を迎え、今年は愛知で迎えた誕生日。

そこまで誕生日自体に思い入れがあるわけではなく、友達からのLINEで誕生日だと思い出したくらいだが、それでもやはり歳を重ねた分、毎年旅路を重ねて、18歳から始まった旅路の積み重ねは5年目に突入だ。そう考えるとやはり感慨深いものがある。

18歳の頃の自分は「自転車日本一周」を達成したらその後どうするかなんて考えてなかったし、23歳の頃には旅なんてやっていないと思っていたのに、面白いものだ。

自転車日本一周の後も、この道の先への憧れは消えることが無く、去年遂に歩いて日本最北端から最南端まで旅をし、それで終わりだと思いきや、それでもまだ消化し切れていなかった憧れを追いかけて23歳になってもまだ、最東端から最西端に向かって歩いている。

果たしてこの旅路の終わりを迎えた時、自分はこの積み重ねてきた自分の旅路をどう思うのだろうか、歩き続けてきたその答えは、ずっと探し続けてきた憧れの正体は、姿を見せてくれるのだろうか。

この旅路の終着点に「辿り着く」それそのものが探し続けてきた答えな気もするし、この旅路の、そしてこの5年間歩んできた道のり全てが答えな気もする。

本当に横石が欲しいのは、5年間の学生生活の中で、時間も、お金も、心も、身体も、全てをかけて、それでもまだ旅を続けてしまう、その理由だ。打たれるほどの明確な「なにか」が分かるのだろうか…それは飾りなんかじゃ無く、震えるような感触のあるものだ。

そしてそれが分かった時、横石は何を思うのだろうか…もう旅はしないのだろうか、それとも新たな「なにか」を探すのだろうか…

どちらにしても、今は少し「終わり」が怖い

この旅路にも、学生生活にも、終わりが来ることが分かっているからこその怖さだ。

だから今はその日の自分に後悔のないように、旅をできたらいいなぁ。18歳のあの気持ちを忘れずに、終わりへと向かって行けたらと思う。

見送られる時、ゆーたは本当に心配してくれていた。やはり横石は身体のことも気にせず無茶してしまう時があるから、去年のお遍路の時なんかは特に心配していて何かあった時いつでも駆けつけてくれる準備までしてくれていたみたいだ。

大丈夫。ちゃんと全部終わらせて帰ってくる

憧れを全部、今度こそちゃんとこの手で捕まえて、帰ってくるよ

そんな決意新たに、23歳初日の旅路は始まった

天気は曇り空、目指すは名古屋市だ

まずは8キロほど歩き、安城の中心駅へ

モダンでおしゃれな駅舎だ

人がやけにいないと思ったが、そういえば今日は日曜日。やはり長期旅の時はすっかり曜日感覚を忘れてしまう。

ちなみに名古屋市まではひたすらベットタウンを進んでいくので風景的にはこれといって面白いものはないので、23歳初日に横石がした「気持ち良いこと」を一つこっそり紹介。

実は安城駅に着く前にデイリーヤマザキで毎朝恒例の大便行事を済ませていたら、中身がぎっしり詰まった財布を見つけてしまい、抜き取ることもなくしっかり店員に届けた。

いや、言いたいことはわかる

「当たり前じゃん!」でしょ?

当たり前だけどさ、良いことすると気持ちいいじゃん!特に横石は財布を無くした時の絶望の気持ちが誰よりもわかるから(自転車の時に北海道で無くしてガチで無一文になった)

持ち主も見つかったみたいでなによりだ

きっといい事したから、いい事あるよね23歳

横石はご都合主義なので、こういう時はしっかり神様が見てくれてると信じるタイプ

「かみさまぁぁぁ!横石にもいいこと待ってるよ!」(こんなやつに絶対神様はなにもしてくれない笑)

まぁそんなプチエピソードもありながら、後はひたすら幹線道路沿いを進むだけの簡単な作業の旅路(さっき毎日大切に歩きたいとか言ってたけど、流石にただのベッドタウンに感情移入できるほど感性豊かではない笑笑)

ダイジェスト豊明からの

ダイジェスト名古屋にイン!

そして名古屋に入ってすぐ、ようやく今日の旅路でワクワクするものに出会う。

それがこれ

かの有名な桶狭間の戦いの古戦場だ

ちょうど今日が日曜日ということもあるのか、無料でガイドしてくれる地元のおじいさんがいたので「せっかくなら」と話を聞きながら戦国ロマンに想いを馳せる

どうやら桶狭間にもいくつかの戦場があるらしく

①信長が攻めてきたと見せかけて今川軍の戦力を分散させる囮り隊

②今川義元の首をとりに行く主攻

この戦場は上に挙げた写真が今川義元の墓であることが証明しているように、本命部隊の突撃で今川義元を討ち取った、歴史の表舞台に出てくる古戦場らしい。

そして1番驚いたのが、有名な話の「桶狭間は狭という字の通り、そこだけ低地になっていて、信長軍が山の上から駆け下りて、酒宴を開いて油断した今川義元を討ち取った」という部分だが、その山の部分が想像以上に低かったことだ。ガイドの方に「ここから信長が駆け下りてきたんだよ」と言われたが、思わず「どこですか?!」と聞き返してしまうほどだった。

まぁたしかに、そんなに高い丘に囲まれた場所なら東海一の弓取りと言われた義元は陣を張らないだろう。信長がいかに相手の僅かな隙を見て攻撃したかがよくわかる学びだった。

こういうのって実際に行かないとわからないからおもろいんだよなぁ…歴史好きな横石だからこそかもしれないが、旅のひとつの醍醐味だ。

そのほかにもこれから通る場所が信長の進軍ルートにもなるので、しっかりフィールドワークしながら知識を詰め込み、いい時間を過ごして桶狭間を後に。

ひたすら国道1号を歩くが、やはり歴史ロマン以外はあまり楽しみはなく、本当に「ひた歩く」という感じだ。強いて言うなら地名が「鳴海」のところは「ここが鳴海城があった場所かー」なんて思いながら、少し自分の記憶を掘り起こして戦国浪漫に浸るくらいなものだ。

ただ今日はそんな旅路の中でもうひとつ、いや、愛知に来てから1番行きたかった場所があった。

その場所は名古屋駅からわずか6キロ手前にあるのに深い森に囲まれたような静寂に包まれた厳かな場所

そう。熱田神宮だ。

宝剣を御神体にする、高名な神社ではあるが、さらにその名前が知られる理由が、「信長が桶狭間の必勝祈願に訪れ、馬の轡の音が聞こえたこと(轡の音は吉兆の証とされていた)から兵の士気が高まり、実際に何倍もの兵力差のある強大な今川の大将首を取るという大勝利」を治めたということだ。要するにご利益抜群で有名なのだ。

もちろん横石は織田信長の時からのご利益を知っていたのでどうしても行きたかったのだ

織田家の家紋があることに感動しながら、本当にここが戦国時代のピークが始まったところなんだと実感する。

そして横石には轡の音こそ聞こえないが、この熱田神宮が折り返しになり、吉兆が続くことを祈るばかりだ。

そのまま今日は名古屋市街へ

実は去年からずっと見てくださったまゆみさんという方が「ぜひお会いしましょう」と声をかけてくださったので名古屋の名物待ち合わせスポット金時計で合流なのだ。

そして今日は誕生日の夜に相応しい、というか横石の誕生日にはもったいないくらいの、名古屋飯満喫コースとなる…明日お楽しみに(楽しみすぎてもう眠い寝る)

歩行距離 38キロ

愛知県安城市→名古屋市

総歩行距離 1843キロ

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74 件のコメント

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