わたあめ(徒歩日本横断#67)

67日目の今日は田辺市街のネットカフェで起床

ネカフェどころかファミレスなどもほとんどない紀伊半島南部では田辺にあるこのネカフェが唯一の存在らしく、存分に身体もバッテリーも充電させていただいた。

そんな今日は曇りのち雨の予報、明日にかけて少し天気が崩れるようだ。

ただ雨は夜からだというのでがっつり今日のうちに歩いておく作戦だ

距離は45キロで、折り返し地点で海沿いの42号を離れて山側へと入る。これは今日の目的地の道の駅が山側にあるためだ。(田辺から和歌山市までの100キロは海沿いの国道42号に一つも道の駅がない)

朝はまだ少し晴れているが、予報では曇りなので「晴れ間はこれで最後かなぁ…台風の後ずっと晴れてたなぁ」なんて思いながら一路和歌山大阪方面へ

今日最初の出会いは人間では無く、田辺市街から少し抜けたところにいたこいつ

野ウサギならぬ、野良ウサギ。

どこかから逃げ出したのだろうか?それにしてもこんなの見たのは初めてだったから3度見くらいしてしまったよ。本当は拾って?どこかに?届けるべきなのかもしれないが、そもそも捕まえるのが無理だし、なにより草をカリカリ齧って強く生きていたのでそうそう死ぬことはないだろう。

田辺市街を完全に抜けると海沿いの道に入りほどなくして次のみなべ町へ

なんか和歌山って可愛い地名多いよね。みなべ、とか、すさみ、とか。あ、平仮名だから可愛いのか。なんて思いながら歩いていく

スタートから10キロほどでヤシの木が立ち並ぶみなべ市街地へ。そして思う「あれ?なんか晴れてきてない?」

予報ではどんどん曇ってくるはずだったのに

どんどんはればーれ

昨日のように快晴ではないが、わたあめ機で作ったみたいな繊細で透き通ったうすーい雲が空に流れて、水色の空をしている。みてるだけで既に涼しい。

これもこれで秋の空だよねぇ

ほんのり温かい、ほっこりする空

そんな空とのどかな風景を眺めながら次の印南町へ入るために数キロの小さな峠へ入ると

ビジネスマンのお兄さんが待っていてくださって差し入れをいただく。

紀伊半島は風景がとにかく素敵でそればっかり載せていたので文量的に載せられなかったが、実はこうやって毎日のように様々な頂き物をする。毎日ミカンは絶対頂くし、そのほかにも食料の差し入れや、2日に1回は1000円ほどの現金も頂いたり…温かみのある風景と一緒で人も温かい。なんていうか、距離感が心地良い近さで、気楽に話しかけてくれる感じがすごく好きだ。熊野古道があるので、その分旅人文化はあるのだろうけど、それを差し引いても日本屈指の温かい人柄な気がするんだよなぁ。

そして軽い峠の頂上で次の印南町へ

印南町の中心地で今日の行程の半分を終えてちょうどお昼。と同時にここからは山に入るので印南町の海が実質、紀伊半島で見る最後の海になる。

本当に美しい、素敵な海を眺めることができた

ある意味台風が尾鷲で来てくれたおかげで、南紀の1番海が綺麗なエリアですべての日程が晴れてくれたおかげで最高の旅路となった。

そして最後のご褒美と言わんばかりに、曇り予報が晴れたおかげで紀伊半島で最後に見る海も晴れの青い海。

しっかりとこの目に焼き付けて、一路進路を山側へ向ける

三丁目の夕日?

昔懐かしく感じてしまうような印南市街を抜けて山道へ

それにしても和歌山に入ってから本当にみかんをたくさんいただくなぁ。

大体毎日5個以上はいただくが、みかんは本当にありがたい差し入れだ。いくらお腹いっぱいでも何個でもお腹に入るし、皮だって自然なものなので余裕で森にポイ捨て出来るし、なによりビタミンCなど栄養補給にも最適。今日もしっかり合計7個もいただいたので、そろそろ指が黄色くなってきた気がする。

みかんでしっかり栄養補給を済ませた後は本格的な山道へ

いやー。紀伊半島の山側、恐るべし。

国道でも県道でもないので多少は覚悟してたけど、想定以上に寂しい。たまにある集落はほぼ廃村。車は一台も通らず、ある種の怖ささえ感じる。例えるなら、「永遠にこの廃村から抜け出せないんじゃないかな?これ。神隠し?」みたいな怖さだ。浮世離れしてる感覚。もはやGoogleマップさえ信じられないし、というかそもそも電波が通っていないので現在地は確認できず、スクショしておいた地図から、道の形状やトンネルの位置だけで現在自分のいる位置を把握しなければならない。なので余計に怖いのだ。後何キロ進めば電波が通るかもわからないのにこれで道を間違えていたらたまったもんじゃない。

そしてさらに怖いのがこれ

誰も通ることのない山の中の薄暗いトンネルだ

距離にして500メートルほどなのに、長さが永遠に感じられる。変な脂汗が止まらない。重苦しい暗さだ。本来トンネルに車が通るのは怖いが、この時ばかりは本気で車のライトで照らして欲しかった。「千と千尋みたいなトンネルをくぐったら神の世界だったらどうしよう…」なんてアホなことも本気で考えしまった…

まぁ結局今こうしてブログをかけているということは

無事現実世界の人里に降りてこれたわけで

今日はここ、日高川町の道の駅で野宿。

明日はいよいよ雨予報なので、せめて強く降らないことを祈っておきたいと思う。

それではまた。

歩行距離 45キロ

和歌山県田辺市→日高川町

総歩行距離 2267キロ

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