紀伊國(徒歩日本横断#69)

69日目の今日は有田川町の道の駅明恵ふるさと館で起床

自転車の時も野宿した場所で寝たが、相変わらずめちゃくちゃ静かな道の駅で本当に寝やすい

19時でシーンとしたのでテントを張り、そのまま19時半には就寝。

ただ、地面が濡れている中でテントを張ったので夜中の3時くらいに寒さで目が覚めてからは、早く寝てしまったのもあって1時間おきには寒さで目を覚まし、少し寝て、の繰り返しだ。結局6時に起きたが、もうそろそろきちんとした冬装備が必要になるなぁこれは。(去年同じ装備で今より10度低い中で野宿してたことが信じられない。その時は霜が下りるほど寒かったし、もちろん眠れなかった)

今年はそんな去年の失敗も兼ねて早くも、もうすぐ実家から冬用寝袋などをまとめて送ってもらう予定だ。これから通る場所も山陰なので去年の四国、山陽より冷えることが見込まれるのもあって準備は関西にいるうちに万全にしておきたい。

そんな今日な長かった紀伊半島編の最終日

和歌山市街までの30キロを歩いていく

ここ有田川町から海南市に抜けるまでは最後のラスボスとして紀伊半島で通った中では一番標高の高い峠が待ち受ける

見事な「The峠」の標高差だが、紀伊半島の〆にはちょうどいいだろう。

天気も晴れ、元気よく有田川町を歩き始める

町を2キロほど歩けばもう峠の入り口だ

和歌山海南方面へ、県道18号を山道へ歩きだす

峠自体は予想より遥かになだらかでだいぶ楽で、紀伊半島の〆だと思ってたのでむしろ拍子抜けなくらいだ。斜面のみかん畑と青空がよく似合って、鼻歌も出そうな風景の中をズンズン登っていく。気分は「🎶日の当たるー坂道をー自転車で駆け上る」の鼻歌な気分。

道中は和歌山や愛媛名物の100円みかんにほっこりする。買おうか本気で迷うが、みかんを貰うのはもはや旅人のお家芸で、だんだんみかんが「買うもの」でなく「貰うもの」になっている自分がいるので、ここは買わないでおくことに(このあと予想通りしっかりみかん5個くらいもらった。乞食じゃないけどね?!)

そして峠を登り始めてから10キロ。約2時間で峠の頂上を迎えて、有田川町から海南市の境へ。

本当に拍子抜けのまま上りは終わったが、これはもしかして涼しくなったから登りやすいのもあるのかもしれない。野宿の時以外は秋の気候が歩きやすくて本当に助かる。

そしてそのまま下って海南市街を目指す

下りの海南市側は眺望が開けて、海南市街、そして和歌山市街の方向までが一望だ。いよいよ紀伊半島の終わりが見えてきたことを実感

気持ちよく下っていくが、途中でマップの示す近道の下り坂を通ったところで魔境紀伊半島がまさかの下りで最後の試練を与えてくる。

まさかのえげつない下り坂。

写真では分かりづらいが、リアルに斜度30%くらいある。アスファルトなのも重なって、少しでも気を抜くと転げ落ちそうだ。

重い荷物を背負っているので膝が抜けそうになる

なるべくゆっくり下り、負荷を減らしたいがそれさえも許してくれないほどの下り坂だ

いや本当におむすびを転がしてみたいレベルなのよ。ただ、このなんとも言えない田舎道感は好きなんだけどね…坂と共存する田舎の風景みたいな…最後の最後で紀伊半島はきつい試練と、素敵な日本の原風景をプレゼントしてくれたらしい。

無事に降り切って海南市街にたどり着けば、和歌山市街までは残り10キロほど。あとは平坦な道のりをひたすら進むだけだ。

流石に県庁所在地なだけあって、沢山の方に声をかけていただき、差し入れや応援などを背に受けて、、、

午後3時。和歌山駅に辿り着く。これにて徒歩日本横断の紀伊半島編は終了だ。13日間で443キロを歩ききった。途中台風もあり決して楽な道のりでは無かったが、今回の旅で一番とも思える絶景や出会いの数々があったなぁ…

そして今日はそんな紀伊半島の終着地点。和歌山市街で、仙台や盛岡でもホテルをとってくださったいつもお世話になってるよしひろさんがホテルを取ってくださった…

本当にありがたい限りだ…しかもその理由が「料理の鉄人にも出た知り合いのシェフがやってる和歌山のダイニングバーにぜひいって欲しい」とのことなのだ…!

ということでありがたくホテルにチェックインさせていただき、ホテルでシャワーやテントを乾かし、洗濯などの所用を済ませた上で、いざそちらのダイニングバーに向かう。

こちらクロネコダイニングバーというお洒落なダイニングバーなのだが、店内にはたくさんの隠れ黒猫、そしてお皿も全て黒猫という、可愛さだ。なにより徹底していてすごいのが

そう。名物料理も「黒い」

こちら竹墨を練り込んだ生地で作ったピザなのだが、めちゃくちゃに美味い。ふわふわの生地と本格的なチーズにトマトのフレッシュさがよくあっている。

実はイカ墨や竹墨を食べるのが横石は初めてで、汚い話だが明日の横石のリトル横石が楽しみで仕方ない(なんのことかわかるよね?)ただ、この楽しみを共有する人がいないのが残念なので無言で親にでも写真を送りつけようかなと思っているところだ(新種のテロ)

そしてさらに一押しだという

低温調理のローストビーフを洋ワサビでいただく。もう食べながら旨味がすごすぎてよだれが止まらない。ほっぺが落ちるってこういうことなんかな…

やはりちゃんとしたシェフが作る料理ってすごいんだなって改めて感じてるところに締めは

海鮮をふんだんに使ったアクアパッツァ

アクアパッツァだよ?アクアパッツァ!

響きが良すぎてアクアパッツァ。

初めて食べたアクアパッツァだったけど、本当に美味しすぎるアクアパッツァ…

アクアパッツァ本当に美味しかったなぁ…

お酒もしっかり飲んで(旅中は飲める日と飲めない日があるけど、今日はあまり飲めなそうな日ですぐ赤くなったのでほどほどにしておいたけど…)

本当に素敵な和歌山の夜となった

澤口シェフ!本当にありがとうございました!忘れられない思い出になりました!!こんなに素敵な料理初めて食べました…

そして今回も素敵なところに招待してもらってホテルまで用意してくださったヨシヒロさん。本当にいつもありがとうございます!もはや横石の旅はヨシヒロさん抜きでは語れない…

こうして紀伊半島を素敵な思い出で〆た横石

もうこの紀伊半島の旅路は180点くらいあげちゃう!!!


うみ、やま、かわ、ひと

どれをとっても沢山の「素敵」に出会いました

さぁ!明日からは大阪!そして京都、それが終わればいよいよ山陰、そして九州!

だんだんと終わりが近づいているようで、まだまだ終わりそうにもないこの旅路、どんな出会いがあるのかな。明日からもこの道を歩いていけば必然のように出会えるものを楽しみに、旅はまだまだ続きます。

歩行距離 33キロ(和歌山市街地歩きも含む)

和歌山県有田川町→和歌山市

総歩行距離 2329キロ

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79 件のコメント

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