山陰紀行(徒歩日本横断#77)

77日目の今日は兵庫県香美町の道の駅ガーデンファーム村岡で起床

横石の必殺技「トイレ裏で寝る」作戦大成功

誰も来ないとこを選んでるのだから、もちろん静かなのだがそれ以上にトイレの換気扇の風が上から来るおかげでテントの結露を防いでこの時期には珍しく朝テントが完全に乾いた状態だった。勝ち組はここにいます。

そんな今日はいよいよ鳥取県に入る

鳥取最初の町岩美町を目指して38キロだ

実は今日は岩美町の海岸にある無料キャンプ場にテントを貼ろうと思っていたのだがまさかのコロナで休止中らしいので、仕方なく岩美の道の駅を目指す(山陰は道の駅たくさんあるから野宿する場所に困りにくくてありがたい)よってこの度初めての日本海は明日に延期だ

ひたすら国道9号を進むだけなので特に地図も見なくて済む。距離も38キロしか無いので(昨日までと比べれば楽)朝の7時半にのんびりスタートだ。

山あいの小さな町、村岡をのんびり歩いていく

いい町並みだ

山陰の横石が好きなところは「大きな街がない」ところ

住んでる人からすれば大変かもしれない部分もあると思うが、旅人からすれば、いわゆる人口数十万人の大きな街は落ち着かなくてあまり好きではないのだ。野宿もできないしね。その点山陰はいつも落ち着いていてのんびり歩けるし野宿もめちゃくちゃしやすい。

村岡の町を過ぎればそこから今日の行程はほぼひたすら山

峠をだんだん越えていく

あ、これなんで熊みたいなスタンプで隠してるかっていうとめちゃくちゃでかいオスの鹿がほぼ無傷で死んでたんだよね。それに直前まで気づかなくて横石の心臓も止まりそうだった。

この時期は鹿が絶賛発情期なので毎晩鳴き声は聞こえるが、こんなにでかいやつがうろちょろしてんのか…流石山陰…

ちなみにトンネルは一本一本がいちいち長くて少し憂鬱だ。車も怖いし、響き渡る轟音が嫌いすぎる

山はだんだんと色づいてきている

今日は晴れてはいるが「薄曇り」という感じなので昨日までとは違い昼でも肌寒く、本当に季節が移ろいゆくことを教えてくれるようだ

しばらく山あいの9号を歩いて、新温泉町との町境になる次の峠に差し掛かる手前

これ!!!山陰名物自販機コーナー

このなんともいえない懐かしい感じがたまらんのよ!!さらに中に入ると

今時思いっきりタバコを吸えたりしちゃう昔から変わらない空間の中で、変わり種の自販機が立ち並ぶ。その中でお目当てのものは

これなのよ。山陰にきたならこのゴムみたいなうどんを食べなきゃダメなのよ。

300円っていう値段設定も、高いのか安いのか分からない感じがいいよね〜

うん。相変わらずの安っぽさで安心

一口食べても決して美味しくはない。

なのに何故かハマるこの感じ

自転車の時も何回か食べたが、毎度「美味しくないなー」と思うのに何故か次も寄ってしまう魔力があるのだ。

これから山陰くる人いたら是非自販機コーナーのゴムうどんをお勧めします。山陰ならではのノスタルジーな雰囲気はここでうどんと一緒に味わえるのです。

そしてゴムうどんで腹ごしらえをして

またまた峠

まぁそんなにきつい峠ってわけでもないので、パーっと歩いていって

町境のトンネルもまた1.6キロと長めだ

そりゃ北海道のえりも黄金トンネルの5キロには勝てないが、1.6キロでも軽く20分はトンネルの中なので精神上宜しくない。

そんなトンネルを抜けると新温泉町

この町は名前の通り「湯村温泉」という有名な温泉があるので、横石は京都の友人宅以来5日ぶりに体を洗うべく立ち寄ろうと決めていた。

そしてこの湯村温泉は

これまたお馴染み水曜どうでしょうにて、大泉洋がヘリで湯村温泉に訪れて酔ってゲロを吐いた話が有名である。好きな人にはたまらない聖地だ。

いや、逆にね、ヘリが都市圏からの最短の移動手段なくらいに田舎なのがこの山陰なのだ。

山陰の田舎さをわかるいいエピソードだよね

そんな秘境温泉に歩いて入浴とは、、、

ますます味があるねぇ

まるで紀行文の1ページのような旅路だ

ちなみに温泉の中では

先ほどの自販機コーナーで地元のおっちゃんにもらった湯村温泉で茹でたゆで卵を食す

うん。もうこれは平安時代の紀行文にしよう

泉質は硫黄泉で身体の芯まで温まる最高のお湯だった。なにより5日ぶりに身体を洗えてそれだけでも気持ちいいのに湯船に浸かるのは本州最南端の串本以来2週間ぶりくらい。疲れもドバーッと抜けていく。

まだ湯村温泉から県を超えて20キロを歩かなければいけないが、これは入って良かった。

ちなみに旅中に目的地に着いていないのに温泉に入ったのはほぼ初めてだ(自転車一年目に一回だけカイト(自転車の相方)と入った)

たまにはこうやってのんびりした旅路もいいじゃない。温泉があれば浸かり、のんびり地元のおっちゃんとお話ししながらうどんを食らい、悪くないな。

なんせ昨日4時起きで山に登って雲海を見に行ったし、前日までの4日間で173キロを歩いて多少身体も疲れ気味なのだ。

存分に汚れた疲れを取って、ラスト20キロ!

鳥取との県境まではまたもや峠だ

そしてまたゆるゆる峠なのでのんびり歩いていって

県境付近で今日最後にして最大のトンネルへ

しかもこのトンネル、なんと片側が工事中で1車線を交互通行しているのだが、歩きは規制されてあるもう片側車線を歩いていいよーとのことなので!

まさかの車が通らないトンネルという状況が確定したので、普段は写真なんて撮る暇もないほど怖いトンネルで自撮りもするこの余裕よ

さらにトンネル内でふざけまくれる。こんなこと多分二度とないある意味貴重な経験。

ちなみに本当の県境は

実はトンネルの中

が、しかしこの時は既に工事の方に誘導されていたので迷惑になると思ってイーーン!はせず心の中に留めておいて

改めてトンネルを抜けた時のカントリーサインにて

18都道府県目!!

鳥取県にーーーー

イーーーーン!!!(ちなみにここにも工事の方いてめちゃくちゃ恥ずかしかった)

遂に本格的な山陰地方だ

そして鳥取県まで来るとやはりかなり「西」に来た感覚があるし、実はゴールの沖縄まで残り6回のイーーン!でたどり着いてしまうところまで来たのだ。いよいよ県の数だけでいえば4分の3を終えてしまった。

鳥取島根は自転車日本一周2年目以来3年ぶりなので歩いてこそ見える良さを追いかけていきたい。

そのままあとは峠を10キロ緩やかに降り続けて

鳥取の入り口の岩美町中心部にある道の駅きなんせ岩美へ

ここには24時間空いてる休憩所があるので久しぶりにテントを立てず、しかも暖かい環境で寝ることができる。

さらにすぐ隣に

スーパーがあるので弁当が半額になる時間を狙って

半額で200円の弁当と久しぶりのお酒で1人晩酌

明日は見どころ満載の鳥取砂丘を中心に観光メインの1日だ。

まぁ天気も崩れることはなさそうなので休憩所でのんびり寝させてもらおう。

歩行距離 38キロ

兵庫県香美町→鳥取県岩美町

総歩行距離 2665キロ

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2 件のコメント

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