本土最南端へ(徒歩日本横断#107)

107日目の今日は本土最南端の佐多岬が目と鼻の先にある大泊無料キャンプ場で起床。

多分ここが本土最南端のキャンプ場だが、静かだしロケーションもバッチリで文句なしの無料キャンプ場だ。朝も目が覚めるとスカッと晴れてずっと歓迎されているように晴れ続きだった九州がまた最後の最後に沖縄へと送り出すように快晴をプレゼントしてくれた。

さてここから佐多岬までは駐車場まで5.5キロ、そこから展望台までも1キロと残りわずかなので最後に本土最南端の地を存分に味わっていこう

まずはキャンプ場を出てから早速の激坂をへいこら登っていく

猿が心配だが、ここでも会うことはなく

斜度15%は越えているのであろう道のりを1キロほど上って降りていくと

眩しいくらいの青い海に出る。そしてその海岸線の先に突き出ている場所こそ本土最南端の佐多岬だ。ここらへんは直接黒潮の影響を受ける外海なので水温が高く透明度も抜群で海に潜れば色とりどりの珊瑚が拝めるという。もはや沖縄に片足を突っ込んでいるような本土最南端の土地だ。

植生も豊かでソテツの自生地となっていたり

サシバなどの渡りの猛禽類の集合地点ともなっている

そして南風に吹かれてフワフワと舞うのは

旅をする蝶アサギマダラだ

以前もブログで書いたことがあるが、この蝶は夏は涼しい東北や北アルプスなどで避暑していて、秋から冬にかけて暖かい南へ向かって渡ってくるのだ。1番移動したことのある個体は信州松本から石垣島まで約3000キロを旅したことがあるという

半透明な羽で花が透けて見える

今ちょうどこの佐多岬が集合地点になっているかのようにそこら中を舞うアサギマダラ。一見か弱い存在だが、その実こいつらも既に2千キロを飛んできた立派な旅人だ

時に風に流され風に乗りここまで辿り着いた蝶たちの鱗粉は長旅で剥がれ落ち、今は半透明な美しい羽となってその旅路を物語る。

次は沖縄で会おうな、お前も渡ってこいよ

フワフワと飛び交うアサギマダラに囲まれて、佐多岬はもうすぐそこだ

そして

2020年11月27日。本土最南端佐多岬の1番有名と言ってもいい北緯31度モニュメントに到達。

自転車日本一周で到達したのが2017年8月1日なので実に3年以上ぶりに今度は歩いて、ここまで来た。

そして今回は更に先の展望台、正真正銘本土の果てを目指して歩みを進める

まずは駐車場にある巨大なガジュマルの木と看板を撮影してから、展望台がある海域公園へ

歩きでしか通れないトンネルを抜け

最近整備されたという遊歩道を歩いていく

陽気はここ一番のポカポカ陽気で、相変わらず蝶や猛禽類が飛び回る豊かな土地だ

ふと横を見れば

息を呑むほどに碧い海。まるで宝石のように空を反射して透き通っている

そしてさらに反対を見れば

今回の旅で1番綺麗に見えた開聞岳。

そんな絶景の遊歩道を歩き遂に展望台へ

本土最南端に到達だ

どこまでも続く水平線はここが日本の陸続きの最果て、本土の最果てだとそう実感させてくれる。

そしてそんな海に浮かぶ本土では無い離島の数々

噴煙を上げる硫黄島に

竹島

そして種子島

そう。ここから先はもう「海を渡らなければ行くことのできない日本」なのだ。

北海道根室市の日本最東端の地納沙布岬から遥か3750キロを歩いて、今本土最南端の地佐多岬に辿り着きそんな海の向こうの離島を眺める。

すると「よし、本土の果てから果てまで歩いたお前は海を渡って本当の果てを見に行く資格を手にした。行ってこい」そんなことを神様に言われているような気がした。

そうだ、やっとここまで来たんだ。この先にもう陸地はないのだ。だけどまだ俺はこの日本の果てを見たい、歩きたい、だからこそ海を渡るんだ。

そう、まだ旅の途中

だからもう少しだけ歩いて

辿り着きたいと思う

自分の旅の

本当の果ての地へ

その果てで、何を見て、何を感じ、どんなことを想うのだろうか。

さぁ、行くぞ沖縄!

歩行距離 14キロ

大泊キャンプ場→←本土最南端佐多岬(往復)

総歩行距離 3754キロ

九州本土編 574キロ

そして最後の旅の舞台、沖縄へ


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