青天の霹靂(徒歩日本横断#31)

31日目の今日は宮城県の北側にある登米市の道の駅みなみかたで起床

久しぶりの「the道の駅野宿」という感じで、暗くなってから軒下にテントを張らせていただき、朝5時には片付け始める。

今朝は日差しが差し込んで「うーん、暑くなるかなぁ」と思い天気予報を見るが、まさかの午後からは雨予報。それに応じて

天気も一瞬で曇った…

まぁ曇りだと暑くないので歩きやすさが桁違いだぜ。今日は39キロという少し長い距離を歩いて仙台に近づくので、なるべく歩きやすい方が助かるのだ。

最初の10キロほどはひたすら遊水池の中の田園風景を歩く

白鷺がこんなにもたくさんいるのは初めて見た。鷺って意外と警戒心強くて目があった瞬間すぐ飛んでいくよね。だからこんなにいっぱい集まっているのを見ると少し可愛くも感じてしまうのだ。

遊水池というのは今まであまり通ってこなかったので、沢山の沼が並ぶ風景は、流石に綺麗とは思わないが、なぜか少し楽しい。たまに水面がぷくぷくしてたりすると、ついつい覗き込んで生き物を探してしまう(こんなことばっかやってるから小さいからはよく畦道から田んぼに落ちてた。三つ子の魂百まで)

そしてスタートから20キロほど歩き遊水地帯を抜けて小牛田市街地に出ると

路面がびしょびしょだ。ここらへんはさっきまで雨が降っていたらしい

空を見上げると、確かにまたいつ降り出してもおかしくない空模様と湿気。

「うーん。そろそろお昼だし、天気予報通り雨が降るかなぁ…」なんて思っていた矢先だった

天気予報とは真逆に、なんと雲が切れ始めて青空が顔を覗く。濡れた路面が太陽で蒸発し、ますます蒸し蒸しして汗が噴き出す

それでも「一瞬晴れただけでまたすぐ曇るだろ、雨予報だし」なんて思ってたら

「どんどん晴れていくやないかい…」

みるみるうちに暑い雲が流れて、気温は急上昇。太陽が主役になる。まさに青天の霹靂。まさかとは思うがこのまま一気に猛暑…?

と思いながら今日1番の峠に差し掛かると

間違いない。これは雨降らないやつだ。むしろ湿気も込み込みでめっちゃ暑くなるやつだ。

ゴールまで残り15キロ地点から、急な猛暑。ちなみに次の町はもうゴールの大郷町しかないので補給も出来ない…

昨日の水が足りなくなる事件の再来が予見される。「もっと水を持ってくれば良かった…」

いやだけどさ、流石に雨予報からここまで晴れるとは誰も予想できないやん?これは不可抗力だ。まぁ不可抗力と言っても助けれてくれる人はもちろんいないし、言い訳してる暇にも喉は乾いて水は無くなるだけだから歩かなきゃ…

残りの水分はこの量で、次のコンビニまで5キロかぁ…やるしかない。

汗だくになりながらひたすら前を目指すが、晴れるとやはり風景は美しい

日陰など全くない田園風景の中で、早くコンビニにたどり着かなければ熱中症にもなり得るのに、立ち止まってしまう美しさがそこにあった。

なんならこの風景を無視して急ぐなら横石が歩いて旅をしている意味はもうない。こういう風景を見逃さないために、今こうして歩いているのだ。初心を忘れないためにも、立ち止まって空気を吸おう。雨が蒸発して、草の匂いが風に舞う田園の香りを思いっきり吸って、肺を稲穂で満たすんだ。

焦る気持ちを抑えて深呼吸。不思議とパワーも湧いてくる。

そして無事に突然の猛暑にも負けずコンビニにたどり着き、命の水分をたっぷり補給

正直ずっと日陰もなく、湿度も含めて身体に応える暑さだったのでコンビニの日陰で1時間休憩を挟む。どうせゴールまでは残り3キロだし雨も降らなそうだ、のんびり行こうぜアルキビト。

そしてコンビニで午後3時を迎える

実は今日9月4日の午後3時は横石の今後の旅の存続をも占う運命の時間だった。

実は大学の春学期成績発表があるのだ(一応横石は旅ばっかりしてるけど明治大学生)

去年の旅では休学していたので成績を何も気にせず旅をしていたが、今年に関しては復学し大学四年生として(年齢的には5年生の年齢だよん)旅を始めた。そしてもちろん秋学期にも授業はあるのだが、もし春学期に申請した20単位分を全て取れていれば、卒業要件を満たして後期はゼミだけとなる。しかもそのゼミに関しても教授が寛大な措置を取ってくれて、秋学期は授業に出る代わりに、旅先でフィールドワークとして課題をすればそれを単位として認めてくれるというのだ。

要するに春学期にフル単取れていれば、9月後半からはじまる秋学期の期間も思う存分旅に集中出来る。もし春学期に単位を全く取れていなければ、旅の中断も考えなければならないのだ(流石に今年卒業しなかったらやばい)

そんな運命の時間

卒業要件128単位中、ゼミを除く127単位が取れていれば無事卒業がほぼ確定する。

運命の一瞬。

ページを開く…

【127単位取得】

キタァァァォォォォァォぉぉぁ!!

フル単きたこれ!!!

春学期にこの旅のために大学生活で1番頑張って勉強してきただけあった!!

もう安堵感が凄くてコンビニでさらにへたり込む。

よくやった俺。今日はもうこれだけで幸せ

皆さん!!これで横石の旅路はまだまだ続くことが確定しました!!ハイ!そこのあなたも!そこの君も!喜んでください!

一気に気持ちが楽になった。

ラスト3キロは飛ぶように歩いて無事に目的地の道の駅おおさとにゴール!

そしておおさとでは、この快挙を祝福するように、インスタのフォロワーさんがわざわざ車きてくださり

わざわざ松島の美味しいご飯屋さんに連れてきていただき、たらふくご馳走になった。

この方は地元の学校の教員の方で、学生時代は聞かなかったさまざまな裏話も含めてお聞きし、もちろん旅のお話にも花が咲いた。

本当にありがとうございました!とても美味しい松島の料理でした。

そして道の駅に戻って、再会を誓ってお別れをし、

今日は湿気で流石に暑すぎてフライヤーをかけられないので、中身丸見えで就寝することに。

みなさん横石が見えても起こさないであげてください。彼も頑張って寝てるので。

さぁ!明日はいよいよ仙台!

東北1の大都市を思いっきり楽しもう。

歩行距離 39キロ

宮城県登米市→宮城県大郷町

総歩行距離 953キロ

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