月が綺麗ですね(徒歩日本横断#80)

80日目の今日は道の駅神話の里白うさぎの休憩所で起床

狭いベンチの上だったが、寝相にだけは自信があるのでぐっすり寝れた。もはや部屋が明るかろうが、人が来ようが、どうでも良くなってくるのが旅終盤の横石です。

そして今日は早めの出発

テントを片付ける手間もないので、6時には歩き始めて47キロ先の道の駅を目指す

ひたすらに西へ、ここに来てようやく「日本最西端を目指してる感」が出てきた。(今までが南へ行ったり北へ行ったりジグザグしすぎてただけだけどね)

スタートの道の駅では気の良いご夫婦の方に差し入れもいただいて、元気よくスタートだ

天候も回復し、白兎海岸を横目に肌寒い空気の中をどんどん歩いて体を温めていく

今日はそのほとんどのルートが海沿い

細かなアップダウンを下るたびに見えてくる青い海がなんとも言えず心地いい。

かといってこの時期の日本海は太平洋のように穏やかではなく、打ち付ける白波は飛沫となって体に降りかかる。白波をぼやーっとみていたら吸い込まれそうになるなぁ

標識にも米子の文字が見えてきた

本来まっすぐ米子方面が近道なのだが、右手に折れると「夏泊」なんだって、、、地名が好きすぎて右方向へ遠回りする。だって、夏が泊まってるんだよ…

夏泊方面は海沿いだが、今日1番の登り坂。

「あれぇ、失敗したかなぁ。」なんて思いながらも、引き返すのも癪なので登っていくと

魚見台という展望台へ

日本海を一望だ

いやぁこれ雲出てきちゃってたけど晴れたらものすごいな。だって雲出てきてても清々しいほどに綺麗だもん。

そういえば青森の下北半島の方に「夏泊半島」っていう小さな半島があった気がするなぁ。いつか行ってみたいなぁ…こうやって旅をすればするほど行きたいところが増えていくのが良いのか悪いのか…笑

そのまま魚見台を駆け下りてしばらく9号を歩いていくと、雲が切れていく

打ち寄せる白波は、大きな波紋となって幾重にも重なり、青い海に白のコントラストを作っていく。こんな風景をずっとみながら歩けるのはなんで贅沢なんだろうな、走り出したい気分だ

と思って走りだしたが、すぐに止まる

忘れてた、最近寒くなってきてから筋肉が固まりやすくて割と肉離れの超初期みたいになるときがあるんだった。去年もそうだったが、この時期になると歩きやすくなる代わりにそういう弊害が出てくる。

走れない代わりに大声でゆずの夏色を歌いながら坂道を下って行く

そうだ君に見せたい物があるんだ

大きな五時半の夕やけ 子供の頃と同じように
海も空も雲も僕等でさえも 染めてゆくから…

この長い長い下り坂を 君を自転車の後ろに乗せて
ブレーキいっぱい握りしめて ゆっくりゆっくり下ってく

見せたいものなんて沢山あるよね

海も夕日も山も川も、日本中で人より素敵な場所を沢山知ってる。まぁ見せる相手は今のところいないけど。

あーあ!小説に出てくるみたいなボーイミーツガールがないかなぁ!!夕日を見てたら横にお姉さんが座って恋に落ちるみたいなさぁ!

ま、そんなことあっても次の日にはまた歩いて進んでるから意味ないんだけどね。

それにしても今日は本当に歩きやすい

風景も天気も心地いい海風も、全てが横石の味方だ。

「山陰は暗いイメージ」ってよく言うよなぁ。確かに雨や雪は多いし、冬はなかなか晴れないみたいだけど、それ以上に晴れた時の抜けたように青い海とのどかな風景は本当に素敵なんだよなぁ。それこそ普段空が低い分、なんだかものすごく青空が高く見える。

あっという間に35キロを歩いてまだ2時前だ

写真もパシャパシャ撮っていたのに、あまりにも歩きやすくて風景も綺麗だし、ついつい飛ばしてしまったらしい。

「どこかでそろそろ飯でも食うかー」なんて思っていたら旅人の味方ポプラがあった。

そう、中国地方を中心に展開しているポプラのポプ弁は北海道のセコマにも勝るとも劣らない旅人の強い味方なのだ。その理由はこれ

なんとご飯をその場で盛り付けてくれて、大盛りまでは無料なのだ。大盛り300グラムだっけな、めちゃくちゃ量あるし、特盛はプラス50円かかるけどなんと400グラム。しかもお値段自体もお手頃でカレーなんか400円ぽっきりで結構お腹いっぱいになる。

これから毎日ポプ弁生活が始まるのが目に見えてるなこれは笑

お腹いっぱいで休憩もできたことで、残り12キロを余裕を持って歩いていく。まだ2時過ぎなので47キロ道のりだったが4時過ぎには歩き終わりそうだ。

ちなみに後半は北条砂丘という砂地を歩いていたのだが

この風車群が北海道を思い出させるんだよなぁ…なんか見覚えある!と思ってたら

なぁるほど思い出した

自転車日本一周の時にも「めっちゃ素敵!」と思ってここで写真撮ってたんだった。

しかもこの風車群は国道9号からも見えるが、全貌を見るには横道に逸れなければならない場所なのだが、それでも無意識のうちにまたふらっと立ち寄っているのがすごい。どうやら昔から好みは変わってないらしい。

そしてもう一つ、これは新たな発見

鳥取砂丘でも気になっていたんだけど、なんか「小さなラベンダー畑」みたいな感じで砂丘と名のつく場所に咲き乱れる

この可愛い花たち

群生してるというか人の手が入ってる感じがして、かといって花畑と言えるほど咲き乱れてるわけでもなく、気になっていたところにちょうど畑作業してる人がいたので聞いてみると、どうやら「らっきょう」の花らしい。10月下旬から11月上旬の今の時期に花が咲くらしいが、砂丘の砂漠感とこの小さな花たちがなんともマッチして綺麗なんだよね。また良い発見をしてしまった。

やっぱり自転車の時と同じ道を進んでも、その時期によって見所がそれぞれある。結局日本を全部知るためには四季それぞれ全てを旅しなきゃ分からないんだなぁ。そうなるとこんなに旅してきた横石もまだまだだ。

そんな新しい発見もしながら

最後は伯耆富士と呼ばれる中国地方最高峰の大山を横目に歩き

予定通り?4時半に47キロを歩ききり目的地の道の駅へ。今日はこの道の駅の裏手の公園に静かそうな東屋を見つけたのでそこでテントを張る

今日はブルームーンらしい。

そしてブログを書いてる今は午後7時

テントの中でブログを書いてるけど、今テントを出て月を見てきます。なんだかテントの中が明るいので月に照らされてる気がするから。

はい。照らされてました。街灯の明かりより明るく、照らしてくれていました。

こういうのこそ旅だよねって思う

だって普段月は見ても、月明かりの下で寝ることないでしょ?

「月が綺麗ですね」は文学的な告白の言葉らしい。日本人らしくていいよね。直接は言えないけど美しい言葉で相手への好意をほんのり伝える。

そんなときのOKの返事は

「死んでもいいわ」とか

「あなたと見るから綺麗なんです」

らしいけど、1番素敵だと思ったのは

「今なら手が届きそうですよ」


歩行距離 47キロ

鳥取県鳥取市→琴浦町

総歩行距離 2752キロ

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57 件のコメント

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