滑空(徒歩日本横断#117.118)

昨日と今日の2日間は那覇のホテルで過ごす

当たり前のように「ホテルで過ごす」とか言ってるけど、このホテルも月光荘で会った人に譲ってもらった部屋だし「ホテルで過ごした。今日も神様に感謝」くらい言っておくべきかな。

沖縄本島も北から南まで行きたいところは全て歩き尽くしたし、溜まった洗濯など、この旅で最後となるであろうやるべきことを済ませて、あとは2日間のんびりと過ごす。

ウダウダとアニメを見たり、久しぶりにテレビを付けてニュースを見たり、少し散歩したり、、、ご飯はお気に入りの地元スーパーが24時間営業しているので、美味しくて安い弁当を3食買って済ませた。おかげさまで全種類制覇も完了。那覇市街地もマップ無しで歩き回れるほど詳しくなってしまった。

そして肝心の石垣島へと飛ぶ飛行機は結局明日の午前中の便を予約した。コロナ禍で飛行機もガラガラなのか直前でも予約できるし、なにより今滞在しているホテルが4泊も無料で滞在できるとあって思う存分に日程調整も兼ねてゆっくりすることができた。

なにせ石垣から最後の島与那国へと渡るフェリーは火曜と金曜の週2便だけだ。今日がその火曜日だが、石垣方面は大荒れなのでフェリーも出ないだろう。石垣で滞在してもお金はかかるのでこのホテルは本当にありがたい存在だった

そんな部屋に男1人、もはや住んでいるように滞在していると部屋の空気も澱んでいくので入れ替えるため窓を開けてベランダに出る

最近は綺麗に晴れることはまだ無いが、数日前ほど天気は悪くなく、薄い雲の合間に青空が覗くことが増えてきた。

ゴールが近づくにつれ、徐々にどん底だった天気もこのまま上がり調子になるといいのだが、どうだろうか。こればっかりはどうすることもできないので毎日空を見上げては「風向きよ変われ」と雲の動きを見ながら祈るしか無い

そして那覇での滞在期間中に、少しずつ気持ちを整理していく。

それはこの旅を終わらせる。その気持ちだ

正直休学期間も入れて大学生になってから5年間も旅を続けるとは自分自身思っていなかった

自転車日本一周が当初の夢で、それが終わったらもう満足できるとばかり思っていたが、気づけば今もこうして旅をしている。

もはや今の自分にとって飯を食べるのと同義なほどに「旅をする」という行為は当たり前の存在だった。

夏が来れば毎年旅に出て、帰ってくればもうすっかり冬が来ていて、大学に行き、バイトをして、お金を稼ぎながら夏に来たるべき旅立ちの日を思い描く。身体に滞りなく血が巡っていくように旅を中心に回り続けた学生時代を過ごしてきた。

この旅が終わればそのループも終わる。来年からは社会人として夏が来ても旅に出るのではなく会社に出なければいけない。

だからこそ、この旅を終わらせるということは自分の中でそれなりに気持ちを整理しておかなければいけないことだったのだ。それだけこの5年間を懸けてきたのが自分にとっては「旅」だったから。

九州くらいに入ってからは、一歩進むごとに終わりに近づくことがたまに怖くなって、そのたびずっと目を背けていた。まるで今歩いているこの「旅」という道は永遠に続いていくかのような、そんな錯覚さえしていた。

だけれど始まれば必ず終わりが来る。そんな当たり前のことをずっと避けてきた。

今まではただ道の果てが「最果て」だと思っていたがそれは事実でしかなく、本当はそんな「終わり」に目を背けず、恐れずに歩いていった道の果てこそ自分の辿り着きたかった本当の「最果て」なのではないだろうか。

きちんと自分自身の旅路の終わりへと向かうために、この旅路の未練はこの旅路の上に置いていけるように、最後に自分の気持ちを整理して与那国へとたどり着けたらと、そう思う。

歩行距離 2キロ

沖縄県那覇市

総歩行距離 3994キロ

(ゴールの日本最西端まで後4日)

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